桃の定植。

いよいよ桃の苗の植えつけをします。桃の植え穴を掘るため、しばらく使っていなかったアースオーガという機械を始動させようとしましたが、動きません。
プライミングポンプという燃料をキャブレターの方に送るポンプがうまく機能しておらず、ポンプをいくら押してもプライミングポンプまで燃料が上がってきません。焦りますが、一つ一つ考えられる原因を探りました。まず、プライミングポンプ自体が劣化して穴があいていないかどうか。外してよく観察すると問題がないと分かりました。プライミングポンプにいくまでのチューブに穴があいているのではないか。しかし、これも正常でした。キャブレターのダイヤフラムというペラペラのフィルムに穴があいていても圧力が逃げて燃料を吸いあげないのではないかと考え、外して観察しましたが、異常はありません。考えた原因はことごとく否定されました。プラグを外し、直接、燃料を流し込むと一瞬エンジンがかかりますが、流し込んだ分の燃料がなくなると止まってしまいました。これにより、燃料が送られさえすれば、エンジンはかかるとわかりました。しかし、原因がわかりません。半分あきらめ始めた時、キャブレターを分解出来てない場所があることがわかりました。そこを分解してみると、網になって燃料が通る部分に白い粘性のゴミが付着しているのを見つけました。ゴミをパーツクリーナーで吹き飛ばし、キャブレタークリーナーで掃除をすると、プライミングポンプが正常に機能し、燃料がプライミングポンプ内に満たされました。ここまできたらもう怖いものはありません。リコイルスターターを引っ張るとスムーズに始動しました。
笹がある場所が桃の植え穴を掘る場所です。直径1m、深さ1m掘ります。
まず表層の土を堀ります。30センチの深さまではスコップで掘れます。しかし、それより深くは土が硬くなりスコップでは掘れません。
30センチより深い部分はスコップでは厳しいので、アースオーガを使用しました。
深さ1mに少し足りていませんが、かなり深く掘れましたので、良いことにしました。
水はけが良くなるように、出てきた石を戻しました。
鶏糞、苦土石灰、ようりん、藁、もみ殻くんたん、糠、鹿沼土などをブレンドして埋め戻しました。ついでに朽ちたクヌギも入れました。
最後に保湿や除草の目的でマルチを設置しました。苗は、先端3分の1はカットしてあります。品種は美桃紅です。本日は2本しか定植できませんでしたが、これからマイペースに植えていきます。

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