スモモ・モモ、開花の順番。

若木より老木の方が進みが早かったりするので、今回、見た結果が正解かはわかりませんが、なんとなくまとめました。あかつき、なつっこ、黄金桃が開花が早めです。日川白鳳、浅間白桃は遅めです。
スモモは早い順に、ハリウッド→貴陽→太陽→サマーエンジェル→ソルダム→大石。

本日も桃の定植をしました。

ここは元々は田んぼでした。面積は狭いですが、日当たりが良く、家のすぐ近くです。元々、田んぼだったため、雨が降ると水がたまってしまったり、水捌けは良くないようです。隣の畑のベテラン農家さんからは雨が降らない年はとても良い桃がとれるけど、雨がたくさん降ると実が熟すのがはやまったりしてうまくいかないと聞きました。そこで、私は早生で梅雨の前か梅雨の始めの頃に収穫できるはなよめを植えることにしました。
掘る深さは、前回の畑では1m掘りましたが今回は50センチ程度しか掘っていません。50センチ掘ると砂利の層が出て掘りにくかったのと、田んぼだったので土の物理性が、前回の山の粘土質の土に比べ良いのではないかと考えました。苗は排水のことを考え、わざと高畝で植えました。
防草シートにのり、ガシガシやる隊長。
鹿避けにネットを張りました。1日で7本植えることができました。
八ヶ岳が綺麗に見えました。

桃の植えつけ、続き

30㎝より深くなると粘土ばかりになります。硬すぎてスコップでは掘れませんし、木の根も入っていけないのではないでしょうか。酸素が根に行き届くのかもわかりませんし、水が浸透するのか、排水されるのかもわかりません。
粘土の層は壊して掘り出し、上層の土を戻すようにしました。粘土は地表にまきました。
金曜日に5本、土曜日に8本、日曜日に5本、3日間かけて10aの土地に18本を植えつけました。栽植距離は7m×6.5mで基本的には正方形に植えました。

本日も桃の植え付けです。

スモモの受粉樹ハリウッドは開花間近です。
直径1m
深さ1m
上層と下層の土の色の違いは一目瞭然です。上層は暗めで下層は明るい色をしています。下層は粘土質です。
午前中、10時半までは用事で作業出来なかったですが、その後から夕方までかけて穴を5つ掘りました。
1番手前だけ植えることができました。夢みずきを植えました。電気柵に守られているので安心です。

桃畑に電気柵を設置しました。

畑にチョコボール!?いや、鹿のフンです。うちの畑は鹿のたまり場になっているようです。鹿は見た目は可愛いですが、若木の皮や枝を食べてしまいます。恐ろしい害獣です。
やや荒れていますが、整備して防草シートを張り、電気柵を設置します。
ダンポールを設置して、電線を貼っていきます。
本日は電気柵設置を1日かけて行いました。ハードな一日となりました。

桃の定植で〇〇が出てきた。

本日も桃の定植です。
今日は3本植えるので大変です。
3つ目の穴を30センチ掘ったところで、大量の粘土の層が出てきました。スコップでは硬くて掘れませんし、アースオーガーですら少しずつ削ることしか出来ません。地道に作業を進め、なんとか1mくらいまで掘りました。もし、粘土層を掘らずに桃の木を植えた場合、桃の根っこは粘土層を突き破れず、30センチより深く入っていけません。また、排水の面でも根っこの周りに水がたまって根が死んでしまう危険があります。
無事、3本植えることが出来ました。

桃の定植。

いよいよ桃の苗の植えつけをします。桃の植え穴を掘るため、しばらく使っていなかったアースオーガという機械を始動させようとしましたが、動きません。
プライミングポンプという燃料をキャブレターの方に送るポンプがうまく機能しておらず、ポンプをいくら押してもプライミングポンプまで燃料が上がってきません。焦りますが、一つ一つ考えられる原因を探りました。まず、プライミングポンプ自体が劣化して穴があいていないかどうか。外してよく観察すると問題がないと分かりました。プライミングポンプにいくまでのチューブに穴があいているのではないか。しかし、これも正常でした。キャブレターのダイヤフラムというペラペラのフィルムに穴があいていても圧力が逃げて燃料を吸いあげないのではないかと考え、外して観察しましたが、異常はありません。考えた原因はことごとく否定されました。プラグを外し、直接、燃料を流し込むと一瞬エンジンがかかりますが、流し込んだ分の燃料がなくなると止まってしまいました。これにより、燃料が送られさえすれば、エンジンはかかるとわかりました。しかし、原因がわかりません。半分あきらめ始めた時、キャブレターを分解出来てない場所があることがわかりました。そこを分解してみると、網になって燃料が通る部分に白い粘性のゴミが付着しているのを見つけました。ゴミをパーツクリーナーで吹き飛ばし、キャブレタークリーナーで掃除をすると、プライミングポンプが正常に機能し、燃料がプライミングポンプ内に満たされました。ここまできたらもう怖いものはありません。リコイルスターターを引っ張るとスムーズに始動しました。
笹がある場所が桃の植え穴を掘る場所です。直径1m、深さ1m掘ります。
まず表層の土を堀ります。30センチの深さまではスコップで掘れます。しかし、それより深くは土が硬くなりスコップでは掘れません。
30センチより深い部分はスコップでは厳しいので、アースオーガを使用しました。
深さ1mに少し足りていませんが、かなり深く掘れましたので、良いことにしました。
水はけが良くなるように、出てきた石を戻しました。
鶏糞、苦土石灰、ようりん、藁、もみ殻くんたん、糠、鹿沼土などをブレンドして埋め戻しました。ついでに朽ちたクヌギも入れました。
最後に保湿や除草の目的でマルチを設置しました。苗は、先端3分の1はカットしてあります。品種は美桃紅です。本日は2本しか定植できませんでしたが、これからマイペースに植えていきます。

桃畑の予定地

写真の何も植えていない畑は約10aの面積があります。ここは桃畑にする予定です。北側の斜面ですが、日当たりは良いです。夕日があたっている後ろの山は標高1200mくらいの滝戸山です。

待ちに待ったものが届きました。

ビニールにくるまっている例のもの。
モモとスモモの苗木です。左からスモモのケルシー、モモの美桃紅、モモの川中島エクセラ、モモのあこやです。ケルシーは別名、甲州大巴旦杏(こうしゅうだいはたんきょう)といい、古くから日本で作られていた品種で、1870年にケルシーさんがアメリカに持ち込み広めたそうで、日本では現在ほとんど作られていません。美桃紅は川中島とゆうぞらをかけ合わせて作られた品種だそうです。あこやは日本で1番作られている、福島の桃あかつきの系統です。
穴を掘って仮植えして、上から防寒対策で藁を被せました。

モモ、スモモの剪定と肥料まき。

今年は思い切って作業の際に邪魔になる枝はきるようにしました。収穫量は少し減りますが、作業は楽になるはずです。
肥料は価格が高騰して普段使用しているものは買えませんでした。代わりに1袋約100円の鶏糞を成木1本につき1袋まきました。

桃の秋季剪定と誘引

ついこの間、除草したのにまた、雑草。
開心自然形(2本主枝)で作ります。まず、主枝2本に竹を添わせて、縄で縛ります。縄は昨日、自作しました。次
に、骨格となる枝を負かせたり、邪魔になりそうな枝を剪定していきます。
上がbefore、下がafterです。さっぱりしました。

縄をなう

縄は藁から作れます。YouTubeで勉強して作ってみました。
本当は、なうための藁を叩いたり、しごいたりして下準備をする方が綺麗に縄ができるそうですが、今回はしていません。
縄は2つに分けた束を個々にねじりながら、さらにその2つの束をねじって束ねることで作る事ができます。
完成。雑ですがなんとか出来ました。

黄金桃の若木と六条大麦

黄金桃、2021年の2月22日に定植したので、1年と3ヶ月が経ちました。開心自然形という樹形でつくっています。冬に石灰硫黄合剤という薬をまいていますが、それ以外の農薬はまいていません。できる限り農薬を使用せずに育てていきたいです。
桃畑に蒔いた六条大麦に穂がつきました。六条大麦は収穫したら刈り倒して地面に敷きます。
移植したフキも少しずつ増えています。

黄金桃の樹形つくり

直立していた木を斜めに誘引して形作っていきます。まだ若木なので比較的簡単に樹形を変えることが出来ます。開心自然形といいます。2本の主枝を作り、そこに亜主枝を配置していきます。