スイートコーン、霜被害によりほぼ全滅。

3月16日、葉っぱの一部が枯れている様子がみられました。
中には完全に枯れてしまっているものもあります。私ははじめ、日光により焼けてしまったのだと思いましたが、ベテラン農家の方に、霜が原因だと教えてもらいました。トンネルビニールに梨地ではなく、透明のもの使用したため、被害は広がり8割にも及びました。絶望感や悔しさを感じましたが、何かトラブルが起こった時に対処できることは農家には必須な能力だと以前、研修先の社長さんから教わったので、すぐに蒔き直しを行いました。次からは次に試練が出てきますが、乗り越え進んでいかなければなりません。

野菜の畑の手入れ

トラクタが、ギリギリ入りました。
ここにはトマトを定植する予定で。

ニンジンは溝に蒔きました。新たにジャガイモを定植しました。

石倉一本ネギは雑草に埋もれてしまっていたのて除草しました。

昨年、定植した桃の剪定をしました。

まず、竹を取りに行きます。場所はうちの荒れ果てた畑です。
数年前はまだ、畑でしたが、今では立派な竹林に、なってしまいました。整備と竹とりと、一石二鳥です。
まだ子供の木なので、暖かくなり始める3月に剪定を行います。こちらは、剪定前の木です。1年間放っといてしまったので、理想の形から離れてしまっている木もあります。
剪定を終えたら、竹を使用し、第2主枝を斜め45度程度に誘引します。
のぼりあげの畑と呼んでいます。日当たりは良好です。
今日1日では終わりませんでした。3月、引き続き、進めていきます。

軽トラのオイルとオイルフィルターの交換をしました。

今回、オイル、交換部品、使用する工具、全てAmazonで買いました。
オイルのタンクにドレンボルトが見えています。オイルを受ける容器をセットしました。
ドレンボルトを外すと汚れたオイルが出てきました。真っ黒です。
ドレンパッキンを新しいものに交換しました。
新しいオイルフィルターです。
こちらのレンチを使用しました。
ちょうど良い容器が無かったため、灯油などに使用するポンプを使って新しいオイルを入れました。容量は3.4リットルです。

風速10mの風に耐えられたか?

スイートコーンのトンネルが春の嵐にさらされました。風速は10mです。
2畝、おさえのビニールヒモが外れる被害がありました。しかし、去年はトンネルビニールが外れ、ビニールが破れてしまいましたので、今年は少ない被害ですんでいます。パッカーの数を倍近く(パッカーをアーチ1つおき)に増やしたことが良い結果につながったと考えます。
パッカーをつける際、この写真の向きだと、外れやすいことがわかりました。
突起がある方を上に向けて取り付けることでさらに外れにくくできるため、来年は改善します。また、おさえのビニールヒモをマイカ線に変えることで、さらに強力に出来ますが、マイカ線はコストがかかるため、検討することにします。

スイートコーン播種の続きをしました。

金曜日(一昨日)の午前中は畝たてをしました。そして、午後は畝の上に肥料をまきました。土曜日(昨日)は母が手伝いに来てくれ、母がマルチをしき、2m間隔くらいで、マルチおさえの土をおいてくれて、私がさらに土を被せてマルチしきをしました。マルチしきは午前中になんとか終わりました。午後は母はアーチをさす作業をして、私は種蒔きをしました。そして、本日(日曜日)私は種蒔きの続きをし、終わったら母のしているトンネルアーチをさす作業と、トンネルの上部にヒモをつける作業をしました。12時頃トンネルアーチをさし終えました。
午後はトンネルビニールを設置しました。
ビニール被せの手順は①ビニールをトンネルに被せます。②端から3mくらいの上部を中心を合わせて、パッカーで止めます。③端を引っ張りながら、片側のビニールを紐で杭に縛ります。④3mおきに上部をパッカーで止めていきます。⑤ビニールの反対の端を杭に縛ります。⑥サイドをアーチ一つおきにパッカーで止めます。⑦ビニールをおさえる紐をするためのアンカーを打っていきます。⑧紐をかけて、トンネルをアンカーに固定します。
アンカー
端は土で埋めておさえます。
夜までかかりましたが、最後、6畝くらいはビニールかけが終わりませんでした。
朝から11時頃まで残りのビニール張りを行い、完成しました。金、土、日、月曜と4日間、ほぼ休み時間をとらずに作業しましたので、私も母も疲れ切りました。無事におわり、ホッとしました。

スイートコーンのマルチ張りと播種

マルチのロールに金属のポールを通して、金属のポールは両サイドを深コンテナの持ち手部分に引っ掛けて、マルチを引っ張り出せるようにしたら、一気に一畝分引っ張り出します。
ところどころ、引っ張りながら土でおさえておきます。
左足でマルチをおさえ、右足で土を被せていきます。
なかなか時間がかかります。
二人がかりで半日かかりました。
午後は種蒔きをはじめましたが、これもまた時間がかかります。13時から始め、休みなしでやりましたが、日が暮れてしまいました。7割程度、まき終わりました。私がひたすらが種蒔き。母は私が蒔き終わったところにトンネルパイプをさしていってくれ、3割程度終わらせてくれました。明日も、やることが山のようにあります。

スイートコーンの播種の準備(畝立て)

この畑にスイートコーンを蒔くので、まず、畝をたてます。約10aあります。
よく見ると獣の足跡が無数にあります。
端の通路は50センチとりました。畝ヒモに端を合わせて溝を掘るので、実際には60センチくらいになりそうです。スパイダーモアが入れる幅です。
ここからはひたすら同じ動きの繰り返しになります。
90センチと110センチのところに印をつけた測り棒を2セット作ります。
測り棒の先端が前の溝の中心にくるようにします。1つ目の90センチの印にこまめの中心がくるようにセッティングし、畝ヒモを2つ目の印のところに張ります。
一人作業なので、反対側の畝ヒモを張りにいきます。畝ヒモが張れたら、こまめで溝を作ります。
通路の部分の畝ヒモは前の溝の中心から90センチの位置に張り、こまめの左側を畝ヒモに合わせて、こまめを走らせます。90センチの考え方は、スパイダーモアの分、50センチを通路にしたいです。残りの40センチは20センチ分ぐらいずつ、アーチが飛び出したり、アーチをおさえる杭が飛び出すことを想定しています。
畝は朝、7時前からスタートして12時に作り終わりました。ただ、とても急ぎました。畝が完成したら、肥料を畝にまきます。肥料はモロコシ一発くんを3袋、カインズの肥料を3袋としました。
百均の容器で作った肥料まきカゴは軽くて使いやすいです。
モロコシ一発くんと、カインズの肥料は半々にして、混ぜてまきました。
今日はここまで。明日からはいよいよマルチを張り、種をまきます。

剪定バサミの研ぎ方(岡恒)

剪定バサミの定番、岡恒の歯の研ぎ方をYouTubeで学びました。使用する道具はダイヤモンドシャープナーです。
ペンで差しているところが刃ですが、今までは、ただ闇雲に研いでいました。ここでまず、岡恒の剪定バサミの刃の構造について知る必要があります。このペンで差している刃をYouTuberの方はハマグリ刃と呼んでいました。(刃物の鎬(しのぎ)と刃と先の間「切れ刃」が、あたかもの貝がらのようなふくらみを持たせて研いであることをいう。)そして、もう一方の刃を受け刃と呼びます。ハマグリ刃をよく観察すると、実際に枝を切断する刃のきわ、0.7mmくらいで角度が変わっていることが分かります。
ハマグリ刃の裏も0.3mm程度角度が変わっています。これらの角度を意識して研ぐのと意識せずに研ぐのとでは仕上がりに雲泥の差が出ます。それでは角度についての便利な考え方を次に書きます。
メーカーによるハマグリ刃の表の研ぐ角度は23度、裏の研ぐ角度は15度とのことです。まずシャープナーを写真のように刃に対し、90度にあてます。その半分で45度、さらにその半分が目標の23度くらいとなります。裏の15度は表の23度より角度が浅いと考えれば良いです。
研ぐ時の持ち方です。私はこのように親指と人差し指で白い方の持ち手をホールドするように持ちました。
23度の角度を一定に保ち、ダイヤモンドシャープナーを前後に動かして研ぎます。
裏はこのように持ちました。
表より浅い角度で研ぎました。研いだ後、試しに紙を切りましたが、スッと刃が入り切ることができました。アルスの剪定バサミの場合は表1.2mm、裏0.2mmとのことです。剪定バサミを研ぐことは、今までなんとなくでやっていてうまくいかなかったですが、改める事ができました。敵を知り、己を知れば100戦危うからず。孫子の兵法の言葉が身に染みた、DIYとなりました。

桃の剪定、車枝の処理。

桃の木、開心自然形2本主枝仕立てです。しかし、荒縄で縛ってある少し下のところが、車枝になっています。車枝になると、1番太らせたい主枝が細く弱ってしまいます。そのため、荒縄で縛ってある主枝を中心として、向かって右側の枝を切りたいです。しかしながら、いきなり大きく切ると、そこの空間に枝が無くなり収量も減ってしまいます。そこで、切りたい枝を根元で縛り、実を成らせて枝を弱らせてから、翌年か翌々年に切ることにしました。
使用するのはマイカ線です。15センチくらいを折り曲げ、親指と人差し指の先に輪を作ります。
輪を枝に沿わせる様にマイカ線を、枝の根元につけます。
15センチに折り曲げた短い方ではなく、長い方のヒモを写真のように、枝の根元に巻きます。この時、出来るだけ強く巻きます。
ぐるぐると強く締め付けて巻いていくと、ヒモの先端が出てきました。
ヒモの先端を輪に通します。
輪に通したヒモを親指で押さえています。
人差し指で持っているヒモの方を引っ張ります。
これで縛れました。
最後に余分なヒモを切ります。
車枝を解消したり、主枝、亜主枝の高さを調整したり、桃の木の形は人がコントロールしてあげなければ良い実を成らす木にはなってくれません。手がかかりますが、だからこそ、その木の事を考えることになり、愛着が湧いてきます。

植え付けから丸3年、本剪定。

開心自然形2本主枝仕立て、3年目です。既に秋季剪定で、徒長枝を切ってあります。主枝には竹を添えてありますが、亜主枝にはまだ添えていません。そろそろ、骨格枝である亜主枝を決めたいところです。
まず、右側の第1主枝の角度がつきすぎているので、マイカ線で下に引っ張ります。
分かりにくいですが、第1主枝が少し下がりました。
亜主枝の候補を決め、竹を添えました。亜主枝候補の枝はやや内側を向く内向枝でしたので、マイカ線で引っ張り角度の調整をしました。
違う角度から見るとこんな感じです。
第2主枝の剪定前です。
第2主枝の亜主枝候補の枝にも竹を添えました。角度の調整は最後に行いました。
第2主枝の亜主枝2本は竹で誘引し、剪定を終えました。
別の木の方です。同様に剪定していきました。
第2主枝。
全体。
通りかかった大ベテランの農家の方に枝と竹を使ったつっかえ棒の作り方を教わりました。無料ですし、素晴らしいアイディアです。
骨格枝である亜主枝が少し下がってしまっていたので、つっかえ棒で上げました。今年はまだ良いですが、来年は帆柱という柱を建て、骨格枝をワイヤーでつる必要がありそうです。
第2主枝の角度を少し下げました。
1本目の木です。
作業を終えました。

山梨の甲府市も大雪警報。

昨日、掃除した庭が一面真っ白です。雪は夕方の現在も降り続いています。
職場は北杜市なので、明日、大変なことになっていそうです。早めに家をでなければ。

庭の木を切りました。

剪定枝がすごい量になりました。軽トラで何往復してやっと枝を畑に移しました。
渋柿の木は高すぎて収穫出来ないので、低い位置で切りました。カリンの木は高いところ一部残して、アケビの蔓が絡んでいるところを切りました。雑木は切ろうとしましたが、鳥がとまったりするので、一部残しました。
Before
after
かなりスッキリしました。
お隣から丸見えになったこの場所には甘柿を定植する予定です。

リトルカブ、農家仕様にしてみました。

こちらのリアキャリアの面積が狭くて殆ど何も積めないので、工夫してみました。
写真だと分かりにくいですが、元々あるリアキャリアの倍くらいの大きさがあります。
結束バンドで固定しました。はみ出す部分がキャリアから30センチ以内であれば、違反にはならないようです。
深コンテナ。これなら色々入ります。
1人で畑を見回るのにバイクは役に立ちそうです。剪定道具を持って、剪定にいけます。また、収穫した野菜を入れてこれます。

スモモ畑の片付け作業。

素晴らしい田舎の風景。しかし、下の方をよく見ると…。笹やバカ(アメリカセンダングサ)、野バラ、葛などの雑草がはびこっています。昨年の今頃、この場所は2m近い高さの笹林でした。それを刈払機で刈る作業中に腰を痛め、そのまま、放置されてしまったため、荒れた状態のまま、シーズンに突入し、一部、乗用モアも入れませんでした。
このような雑木の切り株も幾つもあります。乗用モアで激突したら危険ですので、一つ一つスコップで掘り、チェーンソーを使用し、地面より低い位置で切りました。
以前に自作した無煙炭化器は活躍してくれています。初め、煙が出ますが火力が上がってくるとこのように、無煙になります。そして、炭をたくさん作製できます。
乗用モアで走れる管理可能な果樹畑に生まれ変わりました。まだまだ、荒れた場所がありますが、少しずつ畑を片付けています。